添削の跡#2

添削の跡

過去添削の振り返り。第二弾。

偶然知り合った絵描きさんのご厚意で添削していただくことになった第二弾の振り返りです。

描いた時期は2024年の5月7日ごろ。投稿時期が18日ごろ。添削結果の修正が26日ごろです。

添削対象

化物語から、斧乃木余接。イェーイ。

物語シリーズは大好きで、唯一映画も含めて全部アニメーションを見ている作品です。

特に余接推しというわけではないんですが、結構好きなキャラクターだったりします。

多分キャラとしては戦場ヶ原ひたぎが一番好きで、次点で羽川翼でしょうか。

このときはなんでか斧乃木ちゃんをチョイスしたわけですけども。

描いた絵を時間置いてからつぶさに見るのって毎回恥ずかしいですね。

変な箇所がたくさん見つかります……

添削で指摘いただいた点

カッコ内は僕の私見です。

  • もち巾の重さを意識~!(大きさも!)重力!
  • 耳と目の位置等の比率をかくにんしよう!
  • 後頭部大きすぎかな?(後頭部がデッカイ素体の添付あり)
  • 両肩の位置、肩の存在をもう少し感じたいかも?
  • ちっぱいは??
  • 手の立体感……!(下ろしている右手のこと)
  • スカートの形が違う
  • (左手のピースしている手を指して)できんコトはないがポーズが可愛くないかも?
  • カラダのパーツの位置と服のパーツの位置がばらついてるー!
  • 前髪の処理をちゃんと調べる!参考画像をみる!
  • ポーズを考える時いっぱい公式のイラストを見てみよう!
  • 服の構造忘れがちなのでちゃんと調べよう!
  • クオリティ高いレイヤーさんは絵の参考になりすぎる!
  • 次回は下半身を描いてみて!

指摘に対する回答と対応

二回目ともあって、僕の弱点を的確に鋭く突いていただいているわけですけども、いただいたからには向き合う必要があります。

直せるとは言っていませんけども。当初を思い出しながらどうやって修正したかを述べていきます。

しかし14点。多い……。

なお、2枚並んでいる画像は特に記載がない場合、左が修正前、左が修正後となります。

もち巾の重さを意識~!(大きさも!)重力!

ボールが乗っかっているような感じだったのを頭に乗せているような感じに修正していました。

今思えば、もっと潰した感じにしても良かったと思います。公式だともう少し中身うすそうなイメージでした。

耳と目の位置等の比率をかくにんしよう!

いわゆる顔面パーツの比率誤りの問題と、原作に似てない問題の2点からの指摘だと思います。

一応直してはいるんですが、今見るとまだ変だし、原作の余接の目の感じにも似せきれていません。

目については個別で細かく分解して説明してくれているイラストを添付してもらったんですが、全然その参考を活かせていない腕の無さに絶望です。

特徴的なカラーと髪型、オプションパーツを持つキャラなので、パット見で知っている方はなんのキャラクターか把握してもらえるとは思いますが、それでももっと顔を似せてあげることができればもっと可愛く仕上げてあげられたかなと反省です。

今後の添削指摘でもありますが、似せるのってほんと難しいと感じています。

できる人にはわからない(忘れている)感覚なのだとは思いますが、難しいよ!

後頭部大きすぎかな?(後頭部がデッカイ素体の添付あり)

恒例の骨格問題ですね。最近は多少マシになってきていると思いたいんですが、当初はできていると思って平気で骨格が歪んだキャラクターを真顔で投稿していた次第です。

マジっと見てると、直した右の絵、首と顔ズレてますね。

前回投稿した#1のまとめでも感じたことではあるんですが、自分の絵の違和感に気づけるようになっていることを喜ぶべきなのかもしれません。

両肩の位置、肩の存在をもう少し感じたいかも?

よくある骨格問題のたぐいです。

ちょっとなで肩に過ぎるなって。

個人的には肩って女の子らしさを表現するのに大切かなって思っているフシはあって、そのフシからみてもこの肩はあんまし可愛くないですね。

基本的には昔も今も、服を着せる前の素体を描いてから服を着せているんですが、要するにその次点でうまくポーズの表現ができていないこと、プラスで服を着せた際に意図した布感が表現しきれないことの二重らせんなのかなと。

残念ながら素体のレイヤーが残っていなかったので想像の域を出ないんですが。

今後は振り返りように素体レイヤーも残しておくことにします。

最近は結構じゃぶじゃぶレイヤー結合してしまうことが多いので、最近も全然レイヤー残ってないんですけども。

ちっぱいは??

胸の大きなキャラクターじゃないこともあって胸元ぺったんこにしていたんですが、強固たる意志で平らにしたかったわけでもないので、言われるがままに少しだけ盛っておきました。

控えめな胸元と豊満な胸元、どちらがいいのと問われれば、豊満な方でお願いします、ではあるんですが、ことその胸を自分で描くということに慣れてなさすぎで、胸触るより胸描くほうが恥ずかしかったりします。

まだ慣れてないです。

手の立体感……!(下ろしている右手のこと)

直ってないという。

もらった指摘としては、下ろしている手が、そもそもペラいんだが! という指摘なのに、修正後はなぜか微妙に手のポーズを変更したに留まっています。

手がうまく描けないのは初心者あるあるだとは思うんですが、もうちょっと頑張れたんじゃないかなって思います。

雑な感じになってしまっていますが、今日描いてみた手。

当時の手よりはマシな手じゃないかなって。来週くらいに見たらやっぱりおかしな印象を得てしまう可能性は捨てきれませんけども。

スカートの形が違う

今だともうちょっと違う感じに描きそうですが、一度下に降りてからふわっと広がるんじゃなくて、最初から広がっていくのが正解、という意味の指摘。

他の指摘はビックリマークとかハテナとかついていたのに、この指摘だけスンッって感じで感情がなかったことに強い印象がありました。特に意味はないとは思いますけども。

他の指摘でも同様ではあるんですが、服の構造についての洞察がかなり弱いという自覚があります。自覚しているのに強化していけてない時点で、何かしら抜本的な練習に取り組んでいかないと直らない気がしているんですが、まだいい方法が見つけられていないというのが現状です。

布怖いよ布。難しい。

(左手のピースしている手を指して)できんコトはないがポーズが可愛くないかも?

確かに横からピース指したほうが全然可愛いです。

可愛いの引き出しの絶対量が全然違うんだろうなぁって思いますね。

そして見返している今だから気づく。顔の影の付け方明らかに逆じゃないの……

こう、振り返りで気づく自分の間違いって大事なんだなって感じました。あんまし以前に描いた絵を振り返ったりしないので、いい勉強になる気がする。

カラダのパーツの位置と服のパーツの位置がばらついてるー!

素体が描かれていて、服の乗せ方とズレているという指摘。主に腰回りと認識しています。

前述のスカートの形指摘と同様に、布への理解といつも言われている観察力の不足、さらに表現する力の不足と、ぼっ立ちじゃないポーズへ服を着せることの難しさを痛感します。

ふわふわした服や布感の強い服装とかを自由自在に着せられるようになりたいです。

いろんなメイドさんを描くと練習になると、どこかで聞いたような気がします。

いいですよね。メイドさん。

前髪の処理をちゃんと調べる!参考画像をみる!

あまり有効に直っていないですし、そもそも指摘の本意が汲み取れていないのも原因でしょう。

余接は前髪をつるんと真ん中分けで下ろしているんですが、僕の最初の描き方だと、分けたうえで少し髪を立ち上げてから下ろしているような髪型になっています。

要するに髪型が変わってしまっています。

これは、似せるという行為から逆行してしまっていて、反省点。でもこれはわざとそうしたわけではなくて、やっぱりここでも観察力が足りていなくて、雰囲気だけで描いてしまった結果でした。

反省しかない。

ポーズを考える時いっぱい公式のイラストを見てみよう!

これは指摘というよりも、アドバイスの一つだと思っています。

公式イラストが4点ほど添付されていて、自分でポーズを考える際に、キャラを逸脱しないように(わざとの場合は除く)キャラの解像度を上げておきましょうという意図だと汲み取りました。多分。

服の構造忘れがちなのでちゃんと調べよう!

ここも公式イラストの添付に丸が付いていて、僕の描いた服で間違っている部分、理解で規定なさそうな服の構造部分が強調されていました。

主に襟や胸元、背中側の部分。

クオリティ高いレイヤーさんは絵の参考になりすぎる!

きれいなコスプレイヤーさんの写真が添付されていました。

どなたかは存じませんので、やっぱりこれも写真掲載はできないのですが、確かにめちゃくちゃクオリティが高いレイヤーさんで、誰がどう見ても斧乃木余接!

服も多分自作で、ちょっと興味湧いちゃう感。

次回は下半身を描いてみて!

このあたりから、キャラの全身イラストを要求されだしました。

もちろん全身きっちり描けるようになる方がいいに決まっているので、深く考えずに承知したんですけども、これがまた難しいんですよね。

やっぱり顔をでっかく描きたい欲は一定量あって、全身絵を書こうと思うと紙面における顔の割合も減ってしまうわけで、トータルの満足感から多少減算されてしまう。

絵を書く速度が上がれば、練習と修行と楽しみとってケース分けして色々なイラストを描いていけばいいのでしょうが、残念なことにものすごく絵を描くのが遅いので、この後しばらく添削用の絵しか描けない状況が続きます。

そんな中、ものすごく時間をかけて描いた自分のイラストを自ら消しゴムかけて描き直すという行為が凄まじいストレスでした。

大げさな気もしますが、自分を自分で全否定しているような感覚です。

今では割り切れているんですが、お絵描き初心者にはなかなかしんどいワークですね。

まとめ

添削をお願いしだして二回目ということもあって、知り合いの絵描きさんも熱量高めで返してくれています。

その熱量を正しく受け止められるかは完全に僕次第なんですが、しっかりと糧にしてもっと上手に絵が描けるようになっていきたいですね。

4月は新たに添削用のイラストを提出しますと約束しているので、この振り返りもちゃんと脳裏に残してイラスト完成まで進めたいと思います。

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