絵を描くということを習慣化する

メモ

普通に社会人をやっていると、平日決まった時間に決まったことを毎日実施する、ということがものすごく難易度が上がります。

残業が発生しやすい仕事に就いているということも多分にありますし、飲みの付き合いや遊びの飲み会、カラオケ行きたいな、とか小説読みたいな、とか色々な誘惑がたくさんありますので。

僕のような永遠の初心者だと、イラストに3日触れなければ、それまでの感覚をカラダが忘れてしまう、とはよく言われています。

まだ体に染み付いていない絵を描くという感覚は、ある程度日を開けずに継続して経験させてあげることによって染み入っていく、という理論は理解できます。

なので、とりあえず一ヶ月毎日触ってみようと。

以下記事は、イラスト中心のブログにあるまじき文字だらけの記事となります。申し訳ない。

習慣化するコツ

これは結構一般化されていることだと思いますが、現在習慣化できていないことを新たに習慣化することは、なかなかに難易度が高いことです。

新たな習慣として生活に溶け込ませるコツは、僕的におおむね以下の3点

  1. 最初のハードルを思い切り下げる
  2. すでに習慣化されている行動に紐づけて実施する
  3. 無理矢理でも良いので三週間続けてみる

いずれもビジネス関連のセミナーでもよく言われることです。

まず、一番最初の「最初のハードルを思い切り下げる」ですが、これはかなり大切なこと。

ここで言う思い切り下げるは、本当に思いっきり下げないと意味がないです。

絵を描く行為そのもののハードルを下げる

前提条件として、「絵を描く」という行為については、テーマに沿ったイラスト作成である必要はなく、今月私が描くともなしに描いていた手慰みの結果の落書き等でも全く構わない、ということにしておきます。

線一本でもいいからペンタブでキャンバスを撫でること。

とにかく、絵を描く、という行為を行ったらその日の習慣化作業はOKとする。

これでイラスト作成という行為そのもののハードルを下げました。

着手までのハードルを下げる

次に、着手までのハードルを下げます。

これがポイント2つ目の「すでに習慣化されている行動に紐づけて実施する」になります。

どういうことかというと、例えば僕の場合は平日に自宅で趣味の時間を過ごそうとした場合、ご飯食べてお風呂も終わってからがスタートになります。

この、ご飯を食べたりお風呂へ入ることはすでに習慣化されている行動となります。

毎日必ず行う行動の最後に新たに習慣化したい行動を紐づけてしまって習慣化へと導く手法です。

要は、イラスト制作のトリガーにしてしまうということ。

コツとしては、紐づける直前の行動を具体的にしておく、ということです。

僕の習慣化の話なので僕の例になりますが、お風呂上がってから遊ぶんだから、それをトリガーにすればよいように見えます。

でも、お風呂上がってからはまだまだやることがあったりします。

風呂上がる→体を拭く→パジャマを着る→遊ぶ、と。

僕は喫煙者なのですが、お風呂上がったあとにタバコを吸うのが好きなので、具体的にコレをお絵かきのトリガーとしたいと考えました。

「風呂上がりの一服後、PCの前に座ってペンを持つ」という新たな習慣を作っていきます。

お絵かき開始までの工程

若干余談ではありますが、お絵描き開始までの一般的な工程を整理しておきます。

僕のようにデジタルイラストを習慣化したい場合、一般的に以下の工程が発生すると想定できます。

  1. PCの前に座る/タブレットを手に取る
  2. PCの電源を点ける/タブレットを起動する(スリープ解除する)
  3. お絵かきソフトを起動する
  4. ペンを持つ
  5. 絵を描く

ざっとこんな感じの工程は必要。

2と3の間にYouTubeとかTikTokとか開かないという高めのハードルが潜んでいたり、4と5の間で何を描くか考える、等という抜け出せない罠とかも貼られています。

僕の場合は常時PCは起動されているし、CLIP STUDIOも立ち上げっぱなしなので、すでに工程は2つほど削減されていますが、それでもPCの前に座ってペンを持って初めて絵が描けるようになります。

  1. PCの前に座る/タブレットを手に取る
  2. PCの電源を点ける/タブレットを起動する(スリープ解除する)
  3. お絵かきソフトを起動する
  4. ペンを持つ
  5. 絵を描く

よって、先の記述の通り習慣化トリガーを設定したら、1と4がクリアされます。あとは描くだけ。

問題があるとするならば、PCに座らない日があるということと、PC前に座ってYouTubeの再生ボタンを押してしまいがちな点でしょうか。

要注意です。

無理矢理でも良いので三週間続けてみる

これは、行動心理学の法則で、インキュベートの法則(21日間の法則)というものに基づきます。

少し調べればわかることではありますが、必ずしも21日やり続ければ習慣化できるわけではなく、実際のところは平均して66日程度はかかるそうですが、それで三週間繰り返し続けることで、ある程度は意識していた行動が無意識の行動として潜在意識化されていくはずです。

実際のところは21日なのか66日なのか、かなり個体差は出るようですが、無意識にお絵かきができるまで繰り返すというやり方自体は間違っていないので、とりあえず三週間、できれば三ヶ月程度は強烈に意識して無理矢理でも描き続けることで、なんとかしてみようと思います。

まとめ

筋トレを習慣化させたときには同じようなやり口で習慣化させることに成功したので、お絵描きもうまいこと生活の一部にまで落とし込んでいきたいなと。

実際かなり難しい場面もあるんですが、今見えている罠としては、やはり飲みに行った日、でしょうか。

筋トレのときも同様の問題はありました。

ここの解法は意外と難しくはなくて、自分に逃げ道も残しておく、ということです。

前述の無理やりやれってのと矛盾してんじゃんねって思うかもしれませんが、正直逃げ道がないと人間やってらんねーよってなりがちです。

よって、何らかの事情で日々の強制習慣化作業が実施できなかった日があったとしても、僕は僕を許します。

代わりに、翌日に30秒ドローイングを課することで、前日の不備を補います。

肝心の初日、4月1日は飲んでて、帰宅したら午前4時だったんですが、風呂上がりにタバコ吸って以下の手慰みラフガキでスタートしました。

続けていくぞ、と。

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