ウチノ娘カルテを使って、二人目のオリジナルキャラクター(以下OC)を描きました。
1枚目のカルテと比較して、体感的にものすごく苦労したので、反省を込めて記事にしておきます。
ホント苦労した……
配達員

描いたのはこちらの娘。かわいいと思います。
ウチノ娘カルテでお題を作って描きました。

| 髪型 | ロングストレート |
| 身体的特徴 | 泣きぼくろ(目元) |
| 職業 | 配達員 |
必須項目としてはこんな感じで、補足事項として状態と所持品は以下になりました。

なんとなく頭に浮かんだので、描けるな。そう思っていた当初が懐かしいです。
彼女に費やした描画時間は実に16時間超。

苦労した点
まずは苦労した点を振り返ってみます。
毎回何かしら苦労はしているのですが、今回は多かった。実に多かった。
服
いつも通りではありますが、苦労した点として服があります。
自信を持って素体はちゃんと描けている、とは言えませんが、毎回服には苦労しています。
素体に服を着せるとカッチカチの服になったり、のっぺりと薄っぺらい感じの服になりがちです。
今回はお題的に服を濡らす必要があって、どうせなら透けた感じの服にしよう、と安直に考えました。
そもそも柔らかい布感を出すのが苦手な僕が、さらにそれを濡らして透けさせる、という難易度が分かっていませんでした。
前回の記事で、下書き的なシャツについて言及していますが、最初に描いたシャツ以下です。

硬てぇしペラい。下書きと言ってしまえばそれまでなのですが、ラフにしてもクオリティが低すぎます。
これをなんとか形にしたのがこちら。

そもそもシャツの形がおかしかったのでそれを修正、手前の袖や背中あたりに大きめのシワを配置して、濡れて張り付いている感じを出すために、張り付いていない箇所の明度を高く、張り付いている部分を濃いめの肌色方向の色で表現しました。
今見ると、ちょっと胸元や奥側の腕は汚い感じがします。。。
でも、おおむね意図した形に濡れて塗れたので満足感は有りました。
また、パンツ部分については少しビニール感というか、ゴム感というか、布っぽくない質感を出したくて、ツルッとして少し硬めの素材に見えるように、長く大きめのシワを配置すること、ハイライトをシワに沿って設置することで対応。

こちらもおおむね満足です。
塗れたのはいいのですが、ここに至るまでに、そもそも配達員ってどんな服を着せれば配達員に見えるのか、という点を全く考えていなかったので、宅配便の方の制服やウーバーイーツみを鑑みて考えた結果、シャツにパンツで配達業者のロゴを入れることにしました。
UK DELIVERS. です。
ウチノ娘カルテ デリバーズ。正式にウチノ宅配屋として採用することにしました。ロゴも可愛い感じに描けたんですが、正直これで配達員に見えない部分をゴリ押ししました。
そう、配達員という職業についての表現が全体的な苦心に繋がっています。
職業:配達員について
イラストで配達員を表現する、という点だけを考えると、色々と表現はできます。
今考えれば、という接頭語が付くのですが。
例えば、チャリやバイク等のそばに立ってスマホや端末を操作している。
例えば、荷物を小脇に抱えて地図を見ている。
例えば、大型トラックを運転している。
空いたドアから荷物を持ってこちらに手渡そうとしている。
色々と思いつくことができます。
ですが、ここで僕がやってしまった間違いとして、配達員という職業やシチュエーションを全く考えずに構図と服装を決めてしまったことです。
途中で引き返せればよかったのですが、しゃがんだ女の子を描きたくなってしまってもう引き返せませんでした。
結果として、服にロゴをプリントするという無理やりな意味づけで逃げました。
しゃがんでずぶ濡れになっている女の子に、後付で配達員という職業を押し付けることがこんなにも難しいとは。。。
あとは帽子も被せておきました。
描いている時間より悩んでいる時間のほうが大きかったです。
正直な気持ちをいうと、この絵を見て配達員の絵だとはわからないなって思います。
失敗ポイント。
背景
背景についても相当行ったり来たりしました。
最初は段ボールをいくつか背後と手前に配置していたのですが、ずぶ濡れというシチュエーションと紐づけて表現すると、意味がわからないということに気づきました。
なんで段ボールが並んでいるところでずぶ濡れになって座っているのか。
バックヤードの入口で雨宿りしている、等も考えたのですが、紆余曲折を経て、やはり屋外にすることにしました。僕には難しすぎたので。
結局は道端にしゃがんでいる感じにして、うっすらチャリのシルエットも描きました。
リュックを背負っているので、チャリ配達員ということにしたのです。
震えているって何
序盤では見落としていたのですが、お題にある「震えている」というキーワード。
僕には寒そうにしているくらいしか思いつかなかったです。
じゃあ寒そうにしているのって何なのってなるんですが、ポーズを変更して腕を抱え込んでいるポーズにすることでなんとかならないかなって。
結果としては、震えているようには見えず、これについては明確に実現できなかったなって諦めてしまいました。
漫画的に表現することも考えたんですが、上手く描けずに泣く泣く目をそらしました。
敗者です。
今でも「震えている」の表現がよく分かっていません。誰か教えて……
反省点
OCに限ったことではないと思いますが、今回は実に見切り発車に過ぎました。
お題を元にした画作りしかり、OCの細かな点を決めずに始めたことしかり。
キャラクター詳細について
前述していますが、一番の反省点としては、OCという参考になる公式絵などないにも関わらず何も決めずに描き始めてしまったことだと思っています。
せっかくウチノ娘を描くのに、彼女に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
描いている最中にいつか愚痴としてブルスカでも言った気がしますが、OCを描く場合は描き始める前にきちんとキャラクターシートを作ってあげてから着手すべきです。
少なくとも僕の場合は。
今までは二次創作ばかり描いてきたのですが、彼ら彼女らは少なくとも服装や装飾、アイテム等は公式が用意してくれているので、ポーズと構図さえ決めてしまえばあとは資料を参考に描き進められます。
OCの場合は自分で考えてあげないと何も出てきません。当たり前なのですが。
なのに、お題に職業があるという事実だけを心に進めてしまい、結局は服を着せる段階で「配達員ってどうやって服装で表現すれば」と詰まったワケです。
幸いにして設定作りは好きなので、次回以降はきちんと設定を揉んでから進められると思います。
お題があるという意味
お題を元にした画作りについて、ちゃんとシチュエーションや構図とキャラクターをすべて盤上に並べ、総合的にどんな絵にするかを考えるべきでした。
行き当たりばったりでどうにかできるような腕前は持ち合わせていません、振り返ると、結局は途中で立ち止まってどんな絵にするかを考えることが実に多かった。
ウチノ娘カルテを作っておいてコレに全然気づいていませんでした。
出てきたお題を並べて複合的なアイデアとして一枚のイラストにどう落とし込むか。
お題があることで逆に難しくなっている部分もありました。e.g.濡れて震える配達員。
ちゃんと考えて(設計して)からお絵描きしましょうね……
キャラクターシートの素案
今回の反省を活かすために、キャラクターシートの素案を考えておきます。
今後もウチノ娘カルテのギャラリーを、ギャラリーと言えるくらい充実していきたいですし、それぞれのキャラに厚みを持たせていきたいので。
とはいえ、ベースはウチノ娘カルテの必須項目が使えると思っています。
すなわち
- 髪型
- 身体的特徴
- 職業
これに、さらに追加しておきたいことが以下です。
- 職業を加味した服装
- 性格
- 髪の色
- 瞳の色
- 好きなもの
- 嫌いなもの
あとは、簡単なSDキャライメージは可能であれば描いておきたいです。
服装のデザインもここで詰められればベスト。
取り急ぎはこのあたりで、あとはおいおいアップデートしていければいいかな。
シートデザインして、このブログにまとめておきたいなって思います。
こうやってやりたいことが山積みされていく、ということですね。
次に何をやるか。何しよう?

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